初対面の学生と1ヶ月でイベントを企画して学んだこと
毎度お世話になっております、株式会社おひたしの林です。
今回は、そこそこ真面目に書く。
吾輩は、こう見えて就活生。
今日から世は本格的に就活モードだ。
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実は先月、ある企業のインターンに参加し、1ヶ月でビジネスをしろという無茶ぶりをいただき、初めて顔を合わせた4人と一緒に、他3チームと収益を競い合った。
優勝チームには、叙々苑食べ放題という田舎者で、金もなく、普段はラーメンを主に、横浜と渋谷のランチを食い漁っているポップでキュートな吾輩には、行けるとしたら初めてということもあり、ちょっとしたモチベーションになっていた。
しかし、何より性格上、人と楽しくやる的な欲求が強い吾輩は何をやるにせよ、成果は人任せ、プロセスに楽しさを求め、そこに全力を尽くしていた。
なんか新しい自分に出会いたい、このままじゃうんこ製造マシンになってしまうと悟った吾輩は、今回のインターンでは1位になると決意し、参加した。
結果からいうと、負けた。
7万ほど差をつけられて負けた。
ただただ悔しかった。
優勝チームとの差は、昨日あった結果発表のプレゼンで明らかだった。
プレゼンへの準備、構想、圧倒的に負けていた。
我々のチームもそこそこ稼いでいて、勝利の兆しは見えていた。
実は、最終プレゼンの前日までは、我々のチームが勝っていたのである。
1か月寝る間も惜しんでやってきたメンバーは、結果を発表されたとき、悔し涙を流すものもいた。
社長が目の前にいるにもかかわらず、吾輩のエゴで、ウケを取りに行くプレゼンを発表することを止めないメンバー。むしろ称賛するアホさ。
俺がセクハラな発言をしても、訴えようともせず、ニヤけてくれる女子のメンバー。
感謝してもしきれないほど、チームのメンバーには感謝している。
そんなメンバーのおかげで、成果を握ろうとする吾輩は、新しい自分に出会えた。
自己主張が激しくなり、ほかのメンバーの意見を遮ってしまう自分。(うまく言葉にできないけどこんな感じ)
いつの間にか、一部のメンバーが自分の意見を言えない環境を作ってしまっていた。
インターンが始まってから、チームビルディングに気を使い、絶対にあきらめないチームになれた。もちろん吾輩の力だけでなく。
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イベントまで後3日。
企業様6社を呼ばなくてはならないイベントを企画していたのに,決まっている企業は0。
新規の企業に営業をかけるしか術がなくなり、急遽青山学院大学にオフィスをかまえ、メンバー全員でベンチャー企業にかたっぱしから電話をかけた。
残り2日目で、1社に受注をいただき、イベント前日に5社確定。
あの時の達成感は、徹夜で富士山を登り切り、山頂で虹色の戦争を全力で歌い、高山病になりながらも、下山し終えた時ほどの達成感
ではなかった。さすがに盛りすぎた。
でも、残り2日、ここまで頑張れたのもチームで最後まで諦めないと決め、やりきる力があったからこそなしえた結果である。
しかし、全員が自分の正直な気持ちを吐き出せているチームではなかった。
正確に言うと、5人メンバーのうち3人はできていたが、2人はすべてに遠慮をしていた。
それを後半になって気づいた時の吾輩は、自分の無力に不甲斐なさを感じた。
本音で語り合えるチーム
結局チームプレーで戦う上で一番大切なことは本音でメンバーと語り合えるかどうか、ということを優勝したチーム然り、我々が負けたという現実然り、事実として突きつけられ、強く感じられた。
もちろん、ほかにも反省点などたくさんある。
その中でも、一番本質的な敗北点はここにあった。
これからは、チームで活動する際は、結果を握るのはもちろん、メンバーとゆるぎない信頼関係を築き、なぜこんなにも吾輩のオデコが広いのかを、フランクにかつ冷静に質問できるようなチームを作っていきたい。
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